お腹のベイザー脂肪吸引ダウンタイムの経過・術後ケアについて
お腹の脂肪吸引を受けると、体型の印象を大きく変えられます。ベイザー脂肪吸引の場合、シックスパックやツーパックなど、腹筋を際だたせるデザインも可能です。
注意点
皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪や皮膚のたるみが術後の仕上がりに影響するお腹。ベイザー脂肪吸引なら、多少のたるみは引き締められますが、内臓脂肪が蓄積している場合は効果が実感できない可能性も。そんな時は、適度な運動とダイエットも心がけてください。
また、大量の脂肪を吸引した際には体内の水分が失われ、血液がドロドロになりがちです。術後はこまめな水分補給を心がけると良いでしょう。

ダウンタイムの経過
- 手術直後は痛みを感じ、やや遅れて内出血、むくみが認められるようになります。
- 痛みは最初の3日ぐらいで落ち着いてきますが、それと入れ替わりにむくみと内出血がピークに。ただ、抜糸を終える1週間後にはこれらも落ち着いてきます。
- 2週間経つと内出血は目立たなくなりますが、代わりに硬縮という、術部の皮膚がこわばったような症状が出てきます(期間は3〜6ヵ月程度続きます)。
- 見た目の違和感は1ヵ月程度で解消されます。
- お腹の脂肪吸引は広範囲にわたるので、ダウンタイムの症状も重くなりがち。痛みが落ち着いたら、マッサージなどのセルフケアをすることで、症状を緩和できます。
- 腹部のマッサージ
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ソケイリンパを刺激します。軽く擦るように手を動かし、足からお腹に登って来るように行います。 -
おへそに向かって3つの流れを作ります。1.恥骨→おへそ/2.ソケイリンパ→おへそ/3.腰骨→おへそ、を繰り返します。 -
腰骨の下からおへそに向かって斜め持ち上げます。脇腹上部も、背中の方に手を入れ、みぞおちまでもっていきます。 -
お腹全体を馴染ませます。ひらがなの「の」の字を書くように時計周りに手を動かします。おへそ周りから始めて、段々大きな円を描いてこれを繰り返します。
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術後ケア
- 男性はチューブ包帯とベスト型のサポートインナーを1週間着用。その後は伸縮性の強い、スポーツタイプのTシャツを着用すると良いでしょう。
- 女性はチューブ包帯に1㎝くらいの厚いスポンジ+ボディスーツを着用します。腹部は1ヶ月程度、ガードル等で引き締めることをおすすめします。
- 特に最初の1週間は、へその横にシワができてしまうので、前屈みにならないよう姿勢に気を付けてください。
傷 跡
- お腹の脂肪吸引では、おへその中と、左右の太ももの付け根に1箇所ずつ。合計3箇所に傷を作ってそこから吸引していきます。
- おへその中は外から見えませんし、足の付け根は下着に隠れます。手術から半年も経てば、ほとんど気になることはありません。
価格(値段)
- 施術の値段設定は各クリニックの裁量に委ねられています。
- ご検討の際には、ご希望のクリニックにてご確認ください。